山頂渉猟2008/03/30 17:24
■男性
お久しぶりです。
昨日、今日と栃木北部の山を歩いてきました。これもみなさんの情報のおかげです。
土曜日は「ブラブラ梯子」から取り付こうと考えていましたが、ブラブラしていそうな梯子を登ったら百村山北側に登ってしまいました。まさか黒滝山登山口看板がついていた梯子がそうだったとは。百村山からさきはほとんど雪の上を歩き、黒滝山手前で踏み抜きが多くなったのでスノーシュー装着、以降はほとんど踏み抜きはなく快適でした。ただ昨日の雨が新雪となって黒滝山付近からラッセルでしたが、なんと先行者のワカンの跡が続き、私はラッセルしなくて済みました。
下界の天気は良かったですが、冬型の気圧配置で大長山より奥は雲の中で吹雪で視界ゼロでした。おかげで2カ所ルートをミスりました。パウダースノーで強風だったので先行者の足跡も私の足跡も数分で消えかけていました。気温は−6度と冷え込みましたが、おかげで帰りの踏み抜きもほとんどありませんでした。ここ2週間くらいはワカンがあれば快適に残雪歩きが楽しめそうです。
大佐飛山山頂では30分程度休んで天候が回復しないか待ちましたがずっと吹雪いていました。最初、yさんの標識が見あたりませんでしたが雪面に針金が見えていたので引っ張ると3D標識が飛び出しました。めでたしめでたし。
この日は私を含めて大佐飛山山頂を踏んだのは4人で、他に3人が幕営装備で登っていきましたので今日さらに3名が山頂を踏んだはずです。これほどの人がこの尾根から大佐飛山を目指すのもみなさんの情報のおかげでしょう。ネットの力は大きいものだと感じました。
翌日はkさんと同じく、名無し林道から尾根に取り付いて鴫内山を目指しました。標高950m以上で雪が出てきて、巡視路がある尾根と合流してからは連続して雪の上を歩けました。鴫内山は山部標識とMWV標識はありましたがtはありませんでした。山頂での積雪は数10cm程度でしたので、2週間もすれば消えてしまうでしょう。黒滝山まで歩く人は早めに行った方がよろしいかと。薄い足跡が黒滝山方面へと続いていました。
1:2008/03/30
19:01
ご無沙汰しています。
昨日は数名が大佐飛山に登られたことは知っていました。その中に「山頂渉猟を追って」さんが含まれていたとは想像もしていませんでした。全国の2000m超のピークを追っているわけですから、大佐飛山がまだだったということが理解出来ます。
昨日はWebで周辺の天気を追っていましたが、黒滝山から大佐飛山あたりが吹雪とは予想外でした。
まだ、雪が締まっていないのでカンジキとかスノーシューが必要なようですね。
百村山・黒滝山・大佐飛山をピストンするなら、雪が締まる4月中旬がよいと思います。その代り帰路で踏みぬきが多少増えます。
大佐飛山は余ほどの健脚者以外は1泊の山行でしたが、4年前に高原山探訪のsさん、私それからyさんが4月中旬にそれぞれ単独行で往復したのが契機となり、翌年には大佐飛山フィーバが起こり日帰り山行が普通になりました。
ブラブラ梯子の件ですが、黒滝山登山口の梯子はコンクリート擁壁はなくブラブラしていました。その後、現在のように固定されたが、その当時の仮称が残ったわけです・・・私が「ブラブラした梯子から取付いた」とHPに記載し、yさんが「そのブラブラ梯子から往復した」と掲示板に書き込んでから固有名詞になってしまったと思っています。
鴫内山も4月中旬になると、巻川橋からのコースは藪が現れますが薄いです。鴫内山頂付近は少し笹薮が深い程度です。鴫内山の北西の1491Pから1650級Pあたりは4月中旬を過ぎるとネマガリダケが現れるでしょう。
04年4月9日の鴫内山頂の写真を貼付します。
今年は、「山頂渉猟を追って」さんの12年前の報告を参考に、長須ケ玉山・孫兵衛山・台倉高山を歩いてみようと思っています。
それともう一つ、南アの黒檜山に登って見たいと思っています。その節はアドバイスよろしくお願いします。
3:山頂渉猟2008/04/01
06:14
kさんが鴫内山に登った時期とは約10日違いですが、私が登ったときはこれくらい(写真参照)雪がありました。冬の間の積雪量と雪解けの早さの関係で今後の残雪状況は予想困難ですが、おっしゃるとおり標高が高いところは例年だったら4月下旬までは問題なしでしょう。ある程度低いところは日当たりが悪く長期間雪が残る北向き尾根が狙い目です。
yさんには登りで追い抜きましたがkkさんに追いつくことはできず、下山時の三石山を過ぎた辺りで追いつき、百村山手前で30分近く話し込んでいました。みなさん「ブラブラ梯子」から登ったようで帰りに車が何台か止まっていました。
私の未踏2000m峰は北アのろくでもない山が多く、まだ残雪期には早い山域なのであと2週間くらいは北関東に通おうと考えています。次の目標は男鹿岳と鹿又岳ですね。南会津も面白そうです。
長須ケ玉山・孫兵衛山・台倉高山は懐かしいです。あの当時はまだ残雪期の経験は少なかったので疲労で死にそうになりましたが、今ならもう少しマシに歩けそうです。地形が広いところもあるので要注意かな。幸い、私が歩いたときは好天で先の状態が見えたので助かりました。
黒檜山とは渋すぎる山で、kさんらしいですね。標高2500mを越える山ですが、主稜線から外れた枝尾根にあるので注目度は低いようです。ネットで検索をかけても赤城山の黒檜山はそれこそ山のように出てきますが、追加の語句として「熊ノ平」や「三峰川」、「大曲」を加えると数10程度に減少し、山行記録は私のとDJF氏の「等高線の狭間から」の2つしか発見できませんでした。「伊那山仲間」のメンバーは登っているのですが記録は公開していないようです。
晩春から初夏にかけてのあの界隈は登ったことがないので残雪について確定的なことはいえませんが、一般論からすると西向きの尾根なので割と早い時期に雪が消えると予想されます。南アも他の山もそうですが、冬の北西の風の風下側になる尾根や谷は吹き溜まって遅くまで残雪がありますが、南向きや西向きの尾根、斜面は早く雪が解けます。南アルプスでも山梨側になりますが、標高が同程度の大唐松山では6月になると雪が消えているそうですので(山頂渉猟ではそうなっている)、その時期ならばほぼ問題ないと思います。5月中旬に南ア南嶺を縦走したときは標高2800mの白河内岳で稜線上は雪が消え、稜線の風下側だけ雪が残っていました。ただしそこは森林限界で日当たりがよく、樹林帯はズボズボ踏み抜く雪が残っていましたので、それらが消えるのは1,2週間くらいでしょうか。北沢峠のバス運行が始まる6月中旬くらいなら確実だと思います。この時期だと残雪が多い年は別ですが、例年ですと北沢峠から仙丈ケ岳へ至る北向きの尾根の2500m近辺の樹林帯でも雪はありませんでした。ただ梅雨入しているのが問題か。
その時期は雪解け水で水かさが増している可能性があります。私は水量が少ない秋を狙いましたが、おおよそ膝下くらいの深さでした。深さが浅いところというよりもできるだけ流れが緩やかな場所を選びました。私が「お化け長靴」で渡渉したところは石伝いに飛べるかどうか微妙な位置関係でした。もう1人の登頂者である武内さんも靴を脱いで渡ったそうです。
他の問題としては林道がゲートまで入れるかどうかが一番のポイントだと思います。私が入山したときは林道工事か何かをやっていて工事車両が通るので問題ありませんでした。ただ、熊沢出会付近に発電用取水施設があるので、たぶん中部電力が定期的に保守点検をやっているはずで林道が崩れて放置ということはないと思います。台風や梅雨末期の大雨前が安全かな。
尾根末端の取り付きも問題で、三峰川に沿った斜面は絶壁で登れないので少し熊沢側に遡上してから適当に登ることになりますが、最初がえらい急です。下りで感じたのは尾根直上よりもやや東側の方が傾斜が緩いようですが、とにかく登りやすいところを強引に登るしかありません。このとき、高密度に目印を付けないと下りでルートを失いますので御注意ください。これ以降はさほど危険な箇所は無く、岩が出てきても木が生えていて安全に登れるルートや迂回ルートがあります。私が歩いた感じでもロープがあったらいいなと思った箇所はありませんでした。県北の植生と違って笹は皆無で、発達した深いシラビソ樹林が続いてシラビソ幼木の藪はあったかもしれませんが強固な藪の記憶はありません。県北の道の無い尾根を歩いている人だったら問題にならないでしょう。尾根もはっきりしているのでルートはわかりやすいです。
古いデジカメなので画質はイマイチですが、後日メールで写真をお送りします。
●7:12 山藤山通過
携帯電話圏外でした。
雪は締まっていて壺足。
●7:58
黒滝山山頂は携帯電話は圏外ですが
少し手前は通じるので掲示板に書き込む。
●7:30
足の遅い私は山頂渉猟さんに追いつく事はなく、大佐飛山の尾根登る途中で、下山中の山頂渉猟さんにあいました。
翌日、鴫内山登られたそうです。
●12:09
大雪庇
気温マイナス2.1℃
●10:30
あまり差が開かないように
後を追う。
大長山1866m 投稿者:よっちやん 投稿日:2008年 3月29日(土)10時02分18秒 |
|
1908m
大佐飛山・2008年
08/03/31(月)07:30:20
投稿者[
- 【No.414】 タイトル[RE:変な山論の持ち主より(Res#411)]
- kkさん、おはようございます。大佐飛山では延々と先頭でトレースをつけていただき、こちらはラッセル不要で大変助かりました。時刻的にも私より早いし、あの視界の中でもルート取りが大変正確で、歩きながら「これはもしかしたら前を歩いているのはDJFか?」と本気で思ってしまいました。どんなルート取りをするか見ればルートファインディング能力は一目瞭然ですが、kkさんのレベルは相当なものでした。お見事。銀山平から日帰りで皇海山を往復できたり、今回のコースも所要時間が約10時間という脚力といい、県内のマイナーな山を挑戦するのにほとんど日帰り可能だと思います。その体力ならアルプス級の山も通常は1泊〜2泊必要なコースでも日帰りできそうですよ。
このHPは既に見ていただいていたのですね。ごらんのとおり、私の場合は特定の山域を中心に登っているわけではなく無差別に登るので、大半の人々にとっては一部の記事は参考になっても大半の記事は興味の範囲外かもしれません。やはり地元の山を中心に登られている方のHPの方が情報量、質とも上のようです。なにせ私の場合は基本的には同じ山には1回しか登らず、未踏の山を多く踏む方針なので、同じ山でも年や季節が違った時の情報が無いです。この点、kさんやyさんのHPは内容が濃いですね。昔は新ハイ等の雑誌が藪山の情報を得る唯一の手段でしたが、現代ではネットによる検索が大変効果的で、山行リスク低減の大きなポイントです。今回の私もそうですが、こういった人々のHPの情報で後押しされて挑戦を決められる人も多いと思います。
大佐飛山は20年近く懸案の山のままでした。昔は塩那道路は普通車でも入れたのですが、ゲートが無いだけで実際の路面状況は最悪で普通車だと途中撤退でした。無理して入って車を壊した仲間もおります。今回のルートも塩那道路が通行できないからこそ開かれたルートかと思いますが、充実した残雪期の山歩きを堪能でき、車でひょうたん峠まで入って山頂を往復したのでは味わえない喜びを感じることができたと思います。
足の具合は大丈夫でしょうか。1カ所、1m近い大穴が開いているのを見かけて「こりゃ脱出に相当苦労しただろうなぁ」と思いましたが、たぶんそれが事故現場だったと思います。事前に調査をして地図を読んで危険箇所を予想しても現地に行くと何が発生するか分かりません。地形図にない岩場が出てきて進めなくなったり、雪の壁にぶつかったり、真新しい熊の足跡が出てきたりと、想定外のことは毎回色々発生しますが、安全を優先しつつ現場で対処方法を考えて進んでいます。まあ、たま〜には撤退を選択することもあります。自分の実力を考えつつ、命を落とさない程度に挑戦を続けたいと思います。
大佐飛山・残雪期日帰り連続登山記録 |
往路 |
|
復路 |
回数 |
年月日 |
タイム
雪質に左右
される |
雪質・天候 |
出発
時刻 |
三石山
1257m |
サル山
1467m |
山藤山
1588m |
黒滝山
1754m
タイム |
西村山
1775m |
大長山
1866m |
大佐飛山
1908m |
大長山
1866m |
西村山
1775m |
黒滝山
1754m |
山藤山
1588m |
サル山
1467m |
三石山
1257m |
駐車場 |
1回目 |
2005.4.9 |
13h09m |
雪質良好・快晴
あにねこさん、だいさん、tomoさん |
3:18 |
4:58 |
5:45 |
6:58 |
8:07
4h49m |
9:00 |
9:51 |
11:11
7h53m |
12:30 |
13:27 |
13:55 |
14:10 |
15:09 |
15:35 |
16:27 |
2回目 |
2006.3.25 |
12h39m |
新雪ラッセルして進む、快晴
tomoさんのラッセルして頂きこの時期登れた |
3:04 |
4:36 |
5:42 |
6:29 |
7:28
4h24m |
8:13 |
9:17 |
10:38
7h34m |
12:17 |
13:09 |
13:31 |
13:53 |
14:13 |
14:31 |
15:14 |
3回目 |
2006.4.15 |
10h39m |
快晴・山名板7枚設置
だいさん、茨城県の方後に黒檜山山頂で会う |
2:35 |
3:39 |
4:14 |
5:02 |
5:59
3h24m |
6:25 |
7:17 |
7:47
5h12m |
10:03 |
10:35 |
10:59 |
11:44 |
12:07 |
12:27 |
13:14 |
4回目 |
2007.4.7 |
10h27m |
雪が少ない・快晴、栃木百名山ここで達成した栃木市の方、埼玉県の栃木百名山目指す方 |
5:43 |
6:40 |
7:18 |
7:56 |
8:43
3h00m |
9:06 |
10:00 |
10:58
5h15m |
12:14 |
13:05 |
13:38 |
14:24 |
14:56 |
15:22 |
16:10 |
5回目 |
2008.3.12 |
12h39m |
大佐飛山は吹雪
kkさん、山頂渉猟さん |
4:25 |
5:34 |
6:08 |
7:12 |
8:19
3h54m |
8:52 |
9:53 |
11:19
6h54m |
12:40 |
13:25 |
14:26 |
15:12 |
15:41 |
16:12 |
17:04 |
6回目 |
2009.4.11 |
12h34m |
柔らかい雪、踏み抜き多し
tomoさん、鹿沼市の御夫婦 |
4:37 |
5:36 |
6:20 |
7:05 |
8:06
3h29m |
8:33
3h56m |
9:35 |
10:50〜11:23
6h13m |
12:37 |
13:43 |
14:12 |
15:12 |
15:45 |
16:21 |
17:11 |
7回目 |
2010.4.3 |
11h30m |
ふたつぎさん、栃木百名山達成の2名の方に会う |
3:30 |
4:25 |
5:08 |
5:46 |
6:49
3h19m |
7:36 |
8:42 |
10:10
6h40m |
11:28 |
12:20 |
12:43 |
13:24 |
13:50 |
14:15 |
15:00 |
8回目 |
2012.4.8 |
11h23m |
雪が多い年、林道やっと入れた |
5:18 |
6:32 |
7:18 |
7:50 |
8:50
3h32m |
9:14 |
10:28 |
12:07
6h48m |
13:20 |
14:06 |
14:30 |
15:08 |
15:32 |
15:56 |
16:41 |
9回目 |
2013.3.23 |
最短
9h55m |
積雪が少ない年 |
4:30 |
5:28 |
6:00 |
6:30 |
7:18
2h48m |
7:45 |
8:40 |
9:36〜9:50 |
10:47 |
11:35 |
11:56 |
12:46 |
13:14 |
13:40 |
14:25 |
10回 |
2015.3.28 |
11h47m |
雪が多かった |
4:32 |
5:37 |
6:21 |
6:58 |
8:06
3h34m |
8:37 |
9:39 |
10:52
6h20m |
12:05 |
13:15 |
13:45 |
14:28 |
14:59 |
15:28 |
16:19 |
- |
2016.2.27 |
- |
雪異常に少ない |
5:00 |
5:55 |
6:39 |
7:27 |
8:27
3h27m |
9:08 |
剣先
10:19 |
古倉山
10:48 |
1491m
11:27 |
鴫内山
11:48 |
1005m
12:45 |
登山口
13:06 |
林道分岐13:16 |
大巻川橋
13:26 |
14:27 |
11回目 |
2016.3.21 |
12h11m |
雪が本当に少ない |
2:22 |
3:18 |
4:10 |
4:57 |
6:05
3h42m |
6:40 |
7:41 |
8:55
6h33m |
10:12 |
11:09 |
11:32 |
12:27 |
13:03 |
13:44 |
14:33 |
平均値 |
11h37m |
|
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|
|
3h37m |
|
|
6h23m |
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蒲公英さんは大佐飛山、再チャレンジですね。
そしてよっちゃんは、昨日完登でしたね。
みなさん雪山頑張っていますね。
どうも雪のある山は装備資機材もないし初心者の我々には難しいですが・・・。
そのうち資機材をそろえて登りたいですね。
ちなみに夏山の大佐飛山は藪こぎになるのでしょうか。
本日の蒲公英山の検討をお祈りします。 |
大佐飛山 投稿者:蒲公英 投稿日:2008年 3月30日(日)15時41分59秒 |
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大佐飛山登頂してきましたー
ただ今ぶらぶら梯子に到着です。
詳細は帰宅後に(^-^)/ |
●11:20
西那須野から来た方に
シャッターを押してもらい
自分の山名板の下で
記念撮影。
天候が悪く山頂の視界なし。
座ることもできず立ったまま軽く食事する。
●11:42下山開始
08/03/31(月)07:30:56
投稿者[
- 【No.415】 タイトル[R
- んさん、おはようございます。
今回は天候と展望に恵まれませんでしたが、それでも雪質は上々で充実した山行だったと思います。大佐飛山の手前170m(GPSの測位結果)ですれ違いましたが、私は約30分山頂にいましたので、時間差は30分強といったところでしょうか。充分明るいうちに下山できたのではと思います。
おっしゃるとおり、下山後温泉に入って地元スーパーで買い物をして大巻川沿いの林道で車中泊し、翌朝の冷え込んだ時間帯に登りました。さすがに大佐飛山の疲労が残りスピードは出ませんでしたが、2時間弱で山頂まで到達できました。笹は雪の下で寝ているので夏場の藪の濃さは想像できませんが、今は楽チンですよ。なだらかな地形が多く迷いやすいですが、意外に目印が多いので自分ではさほど付けなくても問題ありませんでした。ただ、今回は林道から尾根に取り付いてちょっとでスノーシューをデポしたのでその回収のためルートミスは許されず、念のために目印を付けました。ちなみにスノーシューは必要ありませんでした。
合流地点で新しい足跡がないので、私のが早かったみたい、黒滝山手前まで行ってしばらく待ったがいつになっても来ない、戻って探すことにした、遠くの山腹で人影発見、笛を吹く。
道に迷って、また西村山に戻ったそうだ、
黒滝山まで先導する。ここは迷いやすいので初めての方は注意である。
●14:26黒滝山到着
●15:12山藤山
●15:41サル山
●16:12三石山
●16:22大ぶなの木
●16:40百村山
●17:04ぶらぶら梯子
林道の雪は解けました。
●3:26 工事現場へ到着、他に車無し。
私が一番乗りでした。
身支度をすませ、登ろうとすると一台車が来ました。掲示板で書き込みして下さっているKKさんでした。挨拶をして私は先をいそぎました。
●4:25登山開始。
ぶらぶら梯子(今はぶらぶらしていません)より登ぼる。風が強いが北の空に北斗七星が見えた。
私の作った「黒滝山登山口」の看板が目印です。
●4:38工事現場の急登を慎重に登り尾根に出る。
KKさんが後から追い抜いて来た、私よりずっと足が速い。KKささんに先頭を譲り後から追っていく。
●5:03百村山通過、雪は締まっていて壺足で十分歩ける。
登り終えた後にこうして情報交換出るるのは、ネットの楽しみですね。勝手に掲示板の情報を載せたことをお詫びします。
掲示板は時が経つと消えてしまうので
大佐飛山 投稿者:蒲公英
投稿日:2008年 3月29日(土)20時02分43秒 |
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よっちゃん、kkさんお疲れ様でした。そして大佐飛山登頂おめでとうございます^^。
明日の天候がどうあれ、行けるところまで頑張ってきます。。 |
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ぶらぶら梯子 投稿者:蒲公英 投稿日:2008年 3月30日(日)04時36分28秒 |
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みなさん、おはようございます。
ぶらぶら梯子に到着しました。
星は出てませんが、朧気な月が見えます。
雲はそんなに厚くないですね。 |
サル山 投稿者:蒲公英 投稿日:2008年 3月30日(日)06時37分50秒 |
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サル山に着きました。
風は全く吹いていません。
踏み跡の多さに驚いています。
サル山で朝パン食べて再スタートします。 |
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2:ちゃん 2008/03/30 21:14
■男性 ■50代 ■関東
kさんこんばんは
山頂渉猟さんはじめまして、土曜日大佐飛山に登った者です。先頭を切って登っていたのですが百村山で宇都宮のKKさんに抜かれ、黒滝山手前で山頂渉猟さんに抜かれ、大佐飛山に付いたのは4番目でした。
吹雪いていたので、大長山で引き返すかとも思いましたが西那須野の方が一緒だったので大佐飛山まで行くことにしました。今日の方が天気は良かった見たいですね。
●11:19大佐飛山山頂到着
思わず歓声が上がる。
大長山から丁度1時間26分間
西村山からは2時間27分間
4年連続、5度目の登頂である。
何年間連続登頂記録続けられるだろうか
今年は雪の柔らかさに泣かされた
3月の気温は史上2番目の温かさだった。
●9:58
吹雪の大雪庇
前方の大佐飛山が全く見えない
一人だったらここで引き返したでしょう
西那須野から来た方と二人だったしGPSも持っているので吹雪に巻かれても帰る道はわかるので、吹雪に耐えながら大佐飛山へ向かう。
立ち枯れの場所で先発隊の足跡が消えていたのと、大佐飛山が見えないので違う尾根へ入ってしまい、コンパスで方向を確認すると危ない、東へ進んでいた。
GPSでも確認、2万円の安物だが断然役にたつ。
08/03/31(月)05:45:57
投稿者ん
- 【No.412】 タイトル[中高年の山登りと温泉より]
- GPSや車中泊などが参考になり以前からリンクさせて頂いていました。まさか大佐飛山でお会いできるとは思ってもいませんでした。
黒滝山手前で抜かれた者です。
車中泊で翌日鴫内山に登られたのでしょうか
私も昨年夏目指しましたが山頂の藪に敗退、雪が有る内に
チャレンジしたいです。今後とも宜しくおねがいします。
08/03/31(月)06:25:32
投稿者[
- 【No.413】 タイトル[男鹿山塊]
- ご無沙汰しています。
百村山下の「ブラブラ梯子」(4年前はブラブラしていたが、現在は固定・・・4年前の仮称がいつの間にか固有名詞になった)の他にグラグラ梯子があるとは夢にも思っていませんでした。ご迷惑を掛けました。
百村山・黒滝山・大佐飛山を日帰りピストンするなら、4月中旬がよいでしょう。その頃には雪も締まり、百村山周辺は夏道も現れるので楽に歩けます。04年ころは、私のような鈍足には大佐飛山なんて夢のまたその夢でした。自分がベンチマークにしている人の報告を参考に挑戦したら、時期と天気に恵まれなんとかできてしまいました。私のような鈍足ができるのだからと挑戦する人が増えたのでしょう。
巻川橋から鴫内山の間は4月中旬になると殆ど雪は無くなると思います。山頂付近が笹藪がやや密だが、途中はツツジ藪が多少ある程度で那須岳を窺いながらの歩きができます。
鴫内山から西村山(黒滝山の北西の1775)の間は、4月中旬になると、笹の密藪が現れます。鴫内山からの北上は厳しくなるでしょう。西村山から南下なら大した問題はないでしょう。
今年はさんに倣って南アの黒檜山に挑戦するつもりでいます。鈍足ですから、昼時間の長い時がよいです。残雪が消えるのはいつ頃になるか、お教えいただければ幸いです。渡渉地点の推定深さもよろしく。
おお、蒲公英さんも 投稿者:@郡山 投稿日:2008年 3月30日(日)08時18分39秒 |
|
08/03/30(日)15:46:59
投稿者[
- 【No.410】 タイトル[男鹿山塊 百村山〜大佐飛山、鴫内山]
- 土曜日は百村山〜大佐飛山を往復、日曜日は鴫内山を登ってきました。DJFの敗退から約1ヶ月。
前日は雪だったと予想されましたし、残雪の状況(締まり具合)が読めないので大佐飛山まで行けるか心配でしたが、雪の締まり具合はスノーシューなら問題なしで、新雪は黒滝山以降で10〜20cmでしたがなんと先行者のトレースがあって山頂まで楽できました。ただし、黒滝山〜大佐飛山中間地点の大長山から先は雲の中に突っ込んで吹雪で視界無しでした。気温−6度。登山口は「グラグラ梯子」の予定だったのですが、グラついていそうな梯子を選んで登ったら道は消えるし稜線に出たら百村山の北側でした。そこからほとんど雪が続いていましたので、黒滝山から先はまだまだ残雪が楽しめると思います。
翌日は鴫内山へ。山頂東側でジグザグって登る林道から尾根に取り付き、あとはひたすら上へ。踏跡があったり消えたりでしたが、赤テープ類はけっこうありました。山頂より北側は稜線上も雪に覆われて笹はまだ雪の下でした。標高950m以上で残雪が現れましたが、大した深さではなさそうで鴫内山までは持って3週間程度でしょうか。まあ、あの藪なら雪が無くても問題無さそうですが
今回は宇都宮のkさんの記事を参考にしました。栃木県のマイナーな山はインターネットは広がる前は秘境でしたが、何人かの篤志家の頑張りでいろいろなルートが紹介され挑戦しやすくなっています。
08/03/30(日)23:05:33
投稿者[kk]
- 【No.411】 タイトル[変な山論の持ち主より]
- 先日はお疲れ様でした。
大佐飛山の先行者だった栃木のkkと申します。
教えていただいたキーワードで検索をかけたら見慣れたHPが・・・。
「大佐飛山」「先行者のトレース」で確定しました。
まさか、このHPの管理人さんだったとは。
山の猛者と話が出来て光栄です。
私はしばらく栃木の山域を歩き続けていると思います。
またどこかの山でお会いした時は、よろしくお願いします。
●7:27
斜面で踏み抜きで難儀していると、スノーシューを付けた今日二人目の方にお会いする。
後で分かったのですがGPSや車中泊のHPで参考にさせてもらった「「山頂渉猟」を追って(主に標高2000m以上の登山記録)」さんでした。
私の後ろに二名いるそうです。
踏み抜きが多くなったのでスノーシューを装着する。
●12:20
雪庇のピーク、天候も回復し
西那須野の方にシャッターを押してもらう。
後ろの山、左が大長山
真後ろの遠くに見えるのが西村山
起伏の少ない尾根道で歩きやすい。
●12:40大長山まで戻る。
(大佐飛山から1時間)
●13:25西村山
(大長山から45分間)
Docomo携帯は繋がるみたい、西那須野の方が自宅へ歩電話していた、私のauは圏外でした。
パン食べて休んでいると、気がつくと西那須野の方は左尾根へ進んで行ってしまった、朝来た道と違うではないか私は風で消えた、朝来た最短ルートで下山した。
4年連続・5回目の登頂です。
どうにか完登 投稿者:kk 投稿日:2008年 3月29日(土)19時22分1秒 |
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よっちゃんさん、お疲れ様でした。
当初の懸念通り、風が強かったですね。
流石に黒滝山でちょっと迷いましたが、結局西村山に向かってしまいました。
往路はずっとラッセルしてたので疲れが残りますね。
でも、非常に楽しかったです。
久しぶりに1座登るのに気合を入れた計画を立てた気がします。
やる事やった登山前日、地形図にたどるべき道をカラーマーカーで書き入れる瞬間の楽しみを、久々に思い起こさせて貰いました。 |
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昨日の往路の終盤、踏み抜いたときにヒザをひねりました。
なので、今日は塩原周辺の山を目指す予定でしたが、家にて休養を余儀なくされています。
>蒲公英さん
初めまして。
宇都宮のkkと申します。
大佐飛山に登られているようですね。
黒滝山→西村山以外は地形を読みやすいです。
上記区間も地形図が読めれば全く問題ないので道迷いの心配は無いと思います。
ただ、雪庇の踏み抜きだけには注意してください。
かなり大きな雪庇なのでついつい甘えたくなっちゃうのが人間の心理なのですが・・・。
そんな事言われるまでもないですよね。
それでは、山頂を踏める事を願っております! |
百村山1085m 投稿者:よっちやん 投稿日:2008年 3月29日(土)05時06分15秒 |
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●2008/3/29(土)晴れ、山頂は吹雪 登頂4名(宇都宮のKKさん、「山頂渉猟を追って」、西那須野の方、私)
三度目の正直で登頂できました。 またスノーシューの威力を知りました。
風強し 投稿者:よっちやん 投稿日:2008年 3月29日(土)03時44分59秒 |
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ぶらぶらハシゴ到着。北斗七星が見える天気だがゴーゴー風が強そう
昨日雪が降ったみたい 少し白くなっています |
●10:05
先導の自身無くした私は、西那須野の方に先導を譲り後から付いてゆく。
視界のない山は常に磁石で方向を確認しないと危険ですね、4回も登っていると自信過剰で地図を持ってこなかった。慣れた山でも天候次第で危険、油断大敵。
●5:34三石山通過(登山口より1時間12分間)
写真は三石山の雪庇
気温−0.2度
●6:08
サル山への雪庇
踏み抜き無く快適に壺足で登れた。
●8:29
後続者のために赤布を付けて行きます。
尾根沿いに進み、先週の敗退の場所まで来ました。
ここは一般ルートで踏み跡があります。
ここから尾根の下りになり、前方に西村山のピークが見えます。左側にも小高い山が見えます。
●8:19 黒滝山到着
西村山目指して進みます。
西村山まで30分のtomoさんに教えてもらった秘密のコースで行きます。
沢に下りないで、沢の左側を巻きます。
沢に下りると雪面の急坂を登るのが大変なので。
●8:42
鴫内山への尾根へ出ます、
ここは木が無いので歩きやすい。
てっぺんが西村山
気温-4.1℃
●8:32
坂を下ると平坦地へ出ます。
通常は右側の尾根筋に進み、西村山へ行きますが遠回りなので、tomoさんに教えてもらったルート、左の沢に一旦降りて、左の尾根に取り付きます。
尾根を決して直登するのではなく、右にトラバース気味に北西に進みます。
●8:52
西村山1775mに到着
黒滝山より33分間
●8:51
変わった自然の造形を見つけました。
古い雪庇が解けつららが出きたところに新雪が積もった。
●9:30
大長山に近ずくにしたがって吹雪になった。
●9:12
例年より雪庇の雪の量が少なく感じた。
前の二人のトレースに続く
●9:53大長山1866mに到着
西村山より丁度一時間
後続者が追い付く
少し休憩して大佐飛山へ向かう。
遭難防止の為、携帯電話で掲示板へ現在位置を書き込む。
これより先は圏外なので
●9:35
木の葉に付着した雪
吹雪ならではの景色
●11:15
下山中の山頂渉猟さんに会う。
●10:39
平坦な尾根から、少し左へ進路を変えて
大佐飛山の主尾根を登る。
下山中の宇都宮のKKさんに会う、挨拶して山頂を目指す。
●12:02
大長山へ続く大雪庇
●11:56
時折雲が切れ遠くが見える時があった。
天候は回復きざした。
●6:22 サル山通過
サル山1467m 投稿者:よっちやん 投稿日:2008年 3月29日(土)06時22分20秒 |
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黒滝山1754m 投稿者:よっちやん 投稿日:2008年 3月29日(土)08時12分29秒 |
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